キリスト教的ヴィパッサナー瞑想の勉強会は6月も休止です

キリスト教的ヴィパッサナー瞑想勉強会と瞑想参加の皆様

皆様、いかがお過ごしでしょうか。
第二波に気をつけながら少しずつ活動が再開されてはじめたようですね。
黙想の家・霊性センターでも6月より3密に気をつけていろいろ制約しながらですが、プログラムを再開しています。

ところで、毎月経験者のキリスト教的ヴィパッサナー瞑想のあとにおこなっている勉強会ですが(今月は6月22日)、もうしばらくお休みしたいと思います。
3密に気をつける必要があるのですが、こちらまでわざわざ来ていただくこと、もう少し待った方がよいように思いましたので。
(オンラインでの開催なども検討していきたいと思います)

既にお知らせしていますが、『カトリック生活』(ドン・ボスコ社、220円)の7月号(6月10日発売)に「コロナウイルス感染症に向き合う信仰」という題で記事を書きました。
中身は、キリストによる救済を贖いではなく、神の愛の観点から理解する必要があるのではないかという、かなり本質的なところを取り上げて書いたものです。
もしよければお読みくださり、感想などお寄せ下さると幸いです。

このコロナウイルスの影響でプログラムを休止している間、キリスト教的ヴィパッサナー瞑想についての本を出すために原稿を用意していましたが、先日出版社に送ったところです。
8日間の瞑想の講話を中心に実践と合わせてまとめたものですが、250頁以上の本になるのではないかと思います。
その中にも救済論について贖罪論ではなく最初から届いている神の愛と赦しという観点からキリストの救済を理解する必要について書いています。
これらも瞑想を深める中で神の愛に基づいて首尾一貫した救済論を示す必要があると感じるようになったところから生じた考えです。

また、皆さんと学びを深める機会を持つことを心待ちしています。
どうぞお元気で。

柳田敏洋
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イエズス会霊性センター「せせらぎ」所長
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〒177-0044 東京都練馬区上石神井4-32-11
無原罪聖母修道院
Tel: 03-3920-1158, Fax: 03-5927-3081
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